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秘蔵・秀景満 ツアー日記

ツアー中は、某裏ブログ(?)に日記らしきものをつけていたのですが、この際、これらを補足・編集し、一挙公開することにしました。

最後まで読まれる方は、かなり珍しいと思われますが(苦笑)
「私のココロとカラダの動き」を垣間見ることができる記録としてココに。。。

秀景満 ::::: 村井清(Piano) / 平井(Drums) / 須藤(Bass) :::::

2005
12月13日 明日は遂に「秀景満・レコ発ライブ」
いよいよ〜!
1st.CD「contrail / 秀景満」のリリース記念ライブが
明日に迫りましたね。

って、ヒトゴトのようですが、
内容は全て当日に決めるんですから。

ただですね。アンコールに関しては、モクロミがありんす。
へっへっへ。

明日は、ベース須藤さんのお誕生日でもあり、
メデタイコトづくし!
オイシイとこを持っていっていただきましょう。

気分はメンバー全員、かなりアップしてますよ。

多分「記念すべき」そして「記憶すべき」ライブになると
ワクワク・ドキドキと予感しております。
12月15日 レコ発ライブ@目黒ブルースアレイ・ジャパン、終了!


12/14大安吉日、「秀景満のレコ発ライブ」が終わりました。

ベース須藤さんの誕生日でもあり、
ゲストにCDでも参加してもらっている
スティールパンの原田芳宏氏とサックスの宮崎隆睦氏を迎え、
大変盛り上がりました。

100名を超えるお客様で、ブルースアレイは満席。

CDもたくさんの方に買っていただけて、
サインや握手する自分の手も喜んでました。(^^♪

昨日は、いや昨日も長いライブでした。(^_^;)
しゃべりすぎました。反省。



でも演奏はほんとに楽しかった。

前半セットはトリオだけで演奏。 その緊張感も、心地よかった。

後半セットのゲスト入り豪華ステージは 、もういつもの賑やか秀景満。

アンコールでは、全員ネクタイ姿に着替えて登場!
最後に須藤さんは、タキシードにメチャでか蝶ネクタイ。。。爆笑
メンバーみんなのネクタイ姿もかっこいいなぁ。って傍観してました。
あ。でも、スーツ姿でスティールパンはなかなか観ない光景でした。(^^♪


みんなすごかったけど、特に!
あんなに共演回数があったのに 今年はほとんど一緒にならなかった
久々のスティールパン、原田さん。

やっぱり、サイコー!

スティールパンとドラムのDUO状態になったとき、
以前たくさん共演してきた俺たちの間柄を再確認。
血が騒ぎました。

ライブ終了後、サイン会。 長蛇の列。

実は俺、自分がこんなことして
場違いなんじゃないかって恐縮してました。

撤収後、近くの中華料理屋で2時半まで。

ゲストの宮崎くんと原田さんは
楽屋で我々トリオの演奏を聴きながら
「ものすごく変わったよね、いい意味で」
って話してたらしい。

宮崎くんに「すごいバンドになってしまいましたねぇ。」
って言ってもらえた。

バンド発足当初から見守ってくれてる仲間ならではの発言だなと思った。

ほんとにゲストで来てくれた仲間たちには感謝してます。

これからのツアーで、まだまだ進化していきたいです。

◇◇◇

私は6時半起きで、昼過ぎまで別の仕事をしてから
搬入・リハ、そしてインタビューを受けてからのライブだったから、
ほんとに長ーい一日でした。

このインタビューというのは、ジャズライター富澤えいち氏によるもので
彼の「ジャズ四谷口」というホームページに”秀景満”が紹介されております。
http://www.asahi-net.or.jp/~ze9e-tmzw/video/shukayman
この映像はプロモーションビデオとして編集されており、
ツアーグッズにもさせていただきました。


よくお客さんから「楽しそうに叩きますね」って
言われるけど、楽しいんです。

特にごくごく最近、
少しだけ「ドラムの叩き方」が分かってきました。

そうすると、ますます回りの音がよく聞こえる!

→したがって、ますます「楽しい!」

イェイ!
12月16日 明日からホッカイドー!!
明日からいよいよ北海道!

明朝に「秀景満」の三人が集結して、飛行機でひとっとび。
あとは現地のプロモーターさんの案内にしたがうのみなので
移動は楽かと思われ。

でも、寒いんだろうなぁ。。。

札幌でも先週から雪が積もってるらしいし、
日本海側の留萌なんて、もう想像がつかない。。。

みんなの心があたたまるライブをやりたいなぁ。。。

「秀景満〜北海道旅情編〜」行ってきます!!
12月17日 札幌”くう”終了!
突然の大寒波襲来のタイミングで
「秀景満」も北海道へ突撃〜!!の巻

今日、東京から千歳空港に着いたら吹雪いてるし。
札幌は一面、雪景色です。



札幌「くう」、素敵なライブハウス。
北の国の乾いていて凛とした空気感が素晴らしい。

この日、満員御礼。

ほとんどの方が秀景満を知らなかったようで、
前半はお互いに様子を見ながらも、徐々に暖まる。

後半はもういつもの感じ。みんなで笑う。(^^♪
リラ〜ックス!

CDも大半のお客さんが買ってくれて、嬉しかった。

そのままお店で打ち上げ。たくさんの料理。
暖かい雰囲気でもてなしていただく。
マスターやおかみさんが、
俺の顔を見ては「面白い、面白い」って何度も笑うのだ。
好感を持ってもらえたと解釈してるが。。。。。(^_^;)

たらふく飲んで食べて。 。。

一度ホテルへ戻るやいなや、塩ジンギスカンを食べに行く。
さらにハシゴして、また違うジンギスカン屋へも行った。
食べ過ぎにもほどがある!

ここでは今日の出来具合、明日に向けて、などの話もしてました。
このバンドは音楽に対して真面目だと思う。
ただ和気あいあい、ナァナァではやっていないところが面白い。

明日はさらに雪らしい。移動が大変。っつーか、通行できるんだろうか。。。

さっき秀清さんは、
明日、ピアノ炸裂する宣言してました。
12月18日 留萌NEW PORT、終了
現地のコーディネーターさんの運転により、札幌→留萌(るもい)。
ガタガタとした雪道をまずまず順調に、北海道日本海沿いを移動。4〜5時間。
荒波ザッバーン!



留萌「NEW PORT」、ここならではの会場。シブイ!
吹雪の中、メンバーも一緒にPA機材搬出入を手伝う。
手作りライブな感じが素敵。

街には人がいない。この悪天候では当たり前か。
なのに、予想以上のお客様で感激。

どうやら逆境に燃えるメンバーのようで、いい感じの演奏。
特に秀清さん、調子良さそうだった。

明日はJALによると、欠航便が続出らしく、帰れないかもしれない。
まずいな。。。
12月19日 北海道ミニツアー、完了!


留萌から、雪道をひたすら走る。
新千歳空港まで4〜5時間くらいだっただろうか。

結局、戻りの予定便は欠航になり
少し遅らせて無事に帰還。

◇◇◇


この2回のライブでは、
ドラムセットはスネア以外、全て現地のもの。

正直、従来の秀景満サウンドには馴染みにくいドラムセットではあったけど、
そこをコントロールしながら違うアプローチを楽しんだ。

以前だったら、もっともっと大変だったかも。

最近、少しづつ、ドラムの叩き方が分かってきたんです。
遅い??(^_^;)

「秀景満」って、なんかすごいバンドになっていきそうな予感。
↑自分で言って、どーする。

でも、そんな何かが見えるツアーでした。

パチパチ・・・。
2006
1月5日 新春ツアーへ出動!まずは秋田The Cat Walkから。
『秀景満・2006・新春〜CD発売記念ツアー〜』
いよいよ開始!

朝、羽田空港で秀清さんと待ち合わせ。
満さんは前日から車で楽器積んで出発しており、
実家の山形で前泊してから秋田で集合予定。

飛行機が雪の影響で秋田に着陸できない場合は、
羽田に引き返す可能性があると言われていたけど、
さきほど、無事に秋田空港に着陸!

すでに車で到着していた満さんがお出迎え。
三人で抱擁!まずは良かった。

これからは、須藤さんの車で三人一緒に全国を回るわけだ。
楽器と荷物とメンバー満載のストーカー(すとう車)は走り出す。

しかし、すんごい雪。。。。。

しかも、山形出身のすとさん。
雪道の運転、そんなに経験ないことを車中でカミングアウト。

「えーー??!!雪国の人だから、雪道に慣れてるんじゃないの〜??!!」
全面的に信頼していた秀清さん、こける。

すとさん「だって免許とったの東京出てからだもーん」

秋田の人にも、かつてないと言わしめる大雪。

そりゃ、マイドラムの搬出入は大変だったけど、
前回に来た時と同様、大勢のお客さん。
そしてお客さんの反応よし!
いい感じの演奏で、メンバーは気分よし。

明日は仙台。
いまドラム叩くのがとても楽しいので、早く行きたい!

一人でも多くの人が聴きに来てくれますよーに。。。
1月6日 仙台enn
吹雪きを抜けて、秋田から仙台へ。

あれ?

少し積もった雪はあれど、晴れてて暖かい。
日本の裏と表で・・・いや、もとい!
(山形出身のベーシストに、裏っていうなー!って突っ込まれるぅ)
日本海側と太平洋側ってこうも気候が違うものか。

今日も盛況、休憩なしで二時間半!
よく叩き、よくしゃべる。

前座を務めてくれたバンドの若者たちと仲良くなった。
今度はみんなともセッションしたいね、と話した。



打ち上げでも、よく飲み、よく食べた。
おかげで、寝るの、遅くなってしまったな。。。

明日は山形の中でも豪雪地帯らしい。
泊まりは温泉宿らしいけど、湯につかる時間はないやろな。
寒さと車移動とかで、体が固くなってきてるから、ゆっくり温泉に入りたいなぁ。。。
1月7日 山形・川西JAM
こちら山形の川西。
もんのすごい雪です。今も吹雪いてるし。

にも関わらず、今日は満員!
こんなにたくさんのお客さん、よく来てくれたもんだ。涙
ステージ上がって客席の様子を見て、
「えぇー!?満席ー!?」って、、、ちょっと感動した。

暖かいお客さんたちだったなぁ。

ちょっとしたホールの様でピアノの響きが心地よく、
モニター無しで、かなりいい演奏。

珍しく演奏しながら、
「あれ、今日の俺、調子ええぞー!かなりええ感じやんかー!」
って実感してた。

この日は、地元で活躍されるサックスの横澤徹さんをゲストに。
素晴らしいプレイでした。いい人だし。(^^♪
横澤さんのジャズ色バリバリの曲もやらせてもらえて、
とても新鮮で楽しかった〜。

その会場で、そのまま行われた打ち上げ。
大勢のお客さんとも交流できて、楽しい時間でした。
1月8日 セッション505@渋谷NHK
何としてもそこの温泉に入りたい風呂好きの私。
朝6時に起きて、願いを叶える。
ずっとホテルのシャワーばかりだったので、
久々にホケェーってなった。

8時に出発予定が、須藤車が雪に完全に埋もれており、
満さんが一人で雪かき!たいへ〜ん!
アタシは湯冷めしそうだったので、ロビーで荷物番をしてました〜。(^_^;)

出発してほどなく満さんオススメの蕎麦屋へ。
うま〜い〜。

私、美味しいもの(けっして高価という意味でなく)を食べられないと
「人生の大事な一食をどないしてくれんねん!」って
不機嫌になる困った習性があり
それを知ってるツアーコンダクターの満さんは
今回のツアー道中では、ずいぶん「食」に気を使っていただいている様です。
最年少の分際で、すんません。。。

降り続く雪の中、サザンの新譜を聴きながら、着々と東京に向かう。
しかし、こんなすごい雪は初めてやなぁ。

かなりカラダは眠いのに、
今日の緊張感で神経は立ってて
アンバランスな状態。
慣れてるけど。

今日の公開収録は、どれくらいの観客数になるんやろ。



NHK-FM“セッション505”公開収録、無事終了!

この日は、目黒でのレコ発ライブをご覧になられたNHK担当者からのリクエストで
急遽ゲストとしてスティールパン原田芳宏氏を迎えた。

やはり秀景満サウンドに原田さんのパンの音色は合う!

選曲と曲順は移動の車で決めてたけど、
まさかDJ小川もこさんとの絡みがなく
進行を完全に我々に任されるとは思ってませんでしたねー。



50分くらいでライブの内容はお任せします、って
現場で言われた。(@_@;)

俺はね、そんなら知らないよ〜、いつも通りやっちゃうよ〜って感じだった。

収録時間を気にしつつのライブではあったけど
和気アイアイとした雰囲気の中、ほんとに楽しく演奏できた。
寒い中、来てくれた皆さん、ありがとうございました!

しかしさー、MCに関して。
どうして俺はもっとラジオにのりやすい
ハキハキとしたトーンで話せないかなぁ。。。


今日の観客数は、とにかくすごかった。

100席は全部埋まり、さらに百数十人が立ち見。
担当者も見たことない数だったらしい。

なんか人気があるバンドみたいで、嬉しい。

←応援に来てくれたパノラマのみんな!

収録が終わったその足で、新潟へ向かう。

途中、雪崩で関越道が通行止。
私の運転で豪雪の三国峠を越えたけど、あんな雪の中の運転は初体験。

助手席の秀清さんは、ずっと寝てるんだけど、
ふと目が覚めるたびに、外の状態を見ては
「うわぁー、すげー!まじ、やばいじゃん!」
って驚いてはまた寝る。。。これを何度も繰り返す。
きっと気を使って、寝てないことをアピールしてくれてるのでしょう。

夜中2時半に、新潟のホテルに無事到着!
ヘロッヘロだけど、満さんと飲みに行く。

で、朝5時に飲み屋を追い出されたので帰った。
景と満のリズム隊のいい時間でした。

ありゃ。
思い起こせば、今朝は吹雪きの山形にいたよーな。。。

23時間は起きてるってことか。
長い一日でございました。

でもいい一日に感謝。
やっぱり収録は違う神経使いますよ。ハイ。
1月9日 ヤマハホール新潟
ヤマハホール、盛況のうちに終わった。
5時半開演で、二時間半ぶっ続けのステージ。

おっさんバンドにしては、体力あるな。

ま、さすがに連日の疲れでね、正直あたしはカラダ重た〜いっすよ。

だからテンションも低〜いとこから始めたんだけど、
これが全体を通して、ナチュラル〜。
盛り上がりが自然で、作為的でない感じ。

俺のHPのエッセイでも書いてるけど
イク理由があるときにガッといく感じは理想。
意味無く頑張らない。



秀景満は自他ともに認める「自画自賛バンド」
今日、無理がなく良かったよね〜、ってなってます。

いま焼肉屋。明日は休み。そう初めてのオフ日。
飲むよ、俺。

(↑って携帯でこの日記を打ってる様子を、満さんに激写される。
満さんのHPにアップされてます。(筆者後日注釈))
1月10日 新潟→金沢、そしてオフ!
朝からかな〜りオフ状態でテロ〜ン。

今日は演奏はないけど、やはり雪国の移動は疲れる。
といっても、基本的には満さんが運転してくれてるんだけど。



満さんは「運転してる」か「後ろで爆睡してる」か「携帯いじってる」か
「ガタガタ落ち着きない」かのいずれかです。

私、後部座席の時は寝てなくても目が疲れるから目をつぶってることが多いんです。
で、満さんが運転しながらなんかギャグを言ってるんだけど
いちいち反応もしてられないから聞こえないフリして目をつむってる私。

でも、満さんがミラー越しに俺のリアクションを
チラチラと確認してるのが分かるんです。

ある時、苦笑しながら俺が
「すとさん。いちいち反応を見るの、やめてくださいよ」って言うと
「お父さん、ちゃんと見てるよ〜。うけてるか、見てるよ〜。(だみ声)」だって。

(↑満さんのHPには、私が寝てる写真も多いですが
こういう話も念頭に入れて見てみるとさらに楽しめると思います。(筆者後日注釈))



新潟から金沢への移動。
もう今日くらいの寒さじゃ驚かなくなった。

昨日ライブが終わって「明日はオフだぁ」って喜んだら、
あるスタッフに「週休二日の会社員と同じたけ働いたんですね」って。
。。。。。
そっか、みんな大変なんやなぁ。 って思ってね。

疲れててもライブに足を運んでくれる皆のために
常に手は抜けないと思いました。


金沢のホテルで、洗濯機ガンガン回しつつ
温泉入浴あ〜んどマッサージ。

夜は、秀清さんと二人で割烹料理屋へ。
マッサージ師さんオススメだったので。

決して安くはないけど、いゃあほんとに美味かった。
刺身、湯豆腐、ぶりかま、だし巻玉子、白子ポン酢に白子焼き、、、
もうなんでもサイコーサイコー!
食べ過ぎで苦しい。。。

やっぱり休みは必要だ。
1月11日 第二ラウンド、開始!金沢AZ
昨日は寝た寝た。9時間は寝た。
カラダ暖めほぐして、美味いものタラフク食べてダァーって寝たら、
年末から蓄積された疲れが無くなった。
今朝もまた屋上温泉入ったもんね。

平井景@金沢、リセ〜ット!!



今、金沢でのライブを終え、飲んで帰ってきました。

えーーっと。。。本日のライブ。
がんばりました、とても。

リハに入るまでは、みんな元気でしたよ。

ただロック系のライブハウスによくあるんだけど、
ステージ上で互いの生音がうまく聞こえてこない感じで、
リハのほとんどを、楽器の位置調整なんかに使った。

我々は曲の練習より、いい演奏環境の確保に時間を費やすことが多い。



お客さんは、、、、、少なかったっす。。。

でも、来てくれた方はとても楽しんでくれてた様子。
演奏はとても良かったと思う。

またドッと疲れてしまったけど、
昨日の休息がなかったらヤバかったかもなぁ。

休むことって、いい仕事をするためにも
必要なことだと再確認。

明日は早起きで長野へ。
1月12日 長野・飯田Canvas


長野県飯田へ向かうべく、長野アルプスの雪景色を眺めながら、山間部を移動。

俺は恵まれたことに、長野へ来る機会が比較的多い。

いい空気、いい空、いい景色。
いつ来ても、サイコーって思える。

世界遺産、白川郷の集落にも立ち寄ったりして。

飯田に到着したときは、山道クネクネだったので、
カラダがふわふわしてて、アタマがキチキチしてた。。。

到着してすぐに満さんはラジオ出演。PR時間が短いのでお任せした。
満さん、運転もほとんどしてもらったし、一番の労働量だと思われ。

飯田はリンゴの産地らしく、今夜は俺アレンジのリンゴ追分をやることに。



飯田CANVAS、盛況!
お店の人も暖かい!

演奏もお客さんの反応もとてもいい感じで、
特に満さま、すこぶるご満悦。



俺も、満さま曰く嵐のドラムフリーソロで爆発。

終了後、お店での打ち上げ。
美味しい手料理でもてなしていただき、ホ〜っと落ち着いた。

そうそう。
バンドはいい方向へ向かいつつも
俺はこのところ、ものすごく練習したい気分。

地味なやつ、五時間やれたら嬉しい。
1月13日 名古屋Bottom Line Japan
飯田のホテルを出発して、まずは腹ごしらえ。

毎日夜中までたらふく食べるのに
翌日には腹が減ってる。人間って不思議。

で。飯田の林の中にひっそりある手打ち蕎麦屋へ。

手作り豆腐も塩だけかけていただく。
ホンモノの蕎麦が食べられて、嬉しい!
店主がCDを買ってくれた。いいお店だったな〜。



今夜の名古屋ボトムラインには、お客さん来てくれるかな。。。

でかい会場だし、名古屋のお客さんは比較的おとなしい印象があるので、
さてさて、どう攻めますか。不安でもあるけど、これも楽しみ。


ここボトムラインはスタッフがたくさんいる。
バァーっと迎えてくれて、ダァーっと楽器を運んでくれる。

以前も思ったけど、みんながいい仕事しようとしてるし、仲が良さそう。

例えば、今日は自分がセットしたドラムの位置が 自分でどうしても気に入らず、
ドラムにマイクまでセットした時点で、やっぱり50CMずらした。
それは照明さんまでやり直す超二度手間。ごめんなさ〜い。。。
でも妥協できない。

生ピアノがメインのバンドで、かつダイナミクスの幅が大きいバンドだから、
ちょっとした互いの向きや距離が、互いの楽器の聞こえ方を左右する。
もちろん全体の音もガラッと変わる。

で、移動を決断する時は大声で、 「すみませーーん!!」って宣言。
すると皆、ハーイ!って動いてくれる。
音響さんはマイクをどかす、照明さんも脚立を出して再調整。

いい現場って労を惜しまない。

で。この我々が演奏しやすい環境。これがいい演奏につながった。
今日はメンバー上機嫌のライブでした!



名古屋のお客さんはやはりおとなしかったけど、
暖かく楽しんでいる空気が伝わってくるいい雰囲気。
時間とともに、一緒に盛り上がってる感じが嬉しかった。
1月14日 京都RAG
名古屋→京都へ移動中。

しばらく雨みたい。。。 雪まみれの次は雨かい。

このツアーはいろんな天気の障害があるけど、
お客さんさえ無事に来てくれれば、何でもええ。

いま、車中で昨日の演奏を聴きながらの移動。
もちろん、自画自賛しながら。

向かうは”京都ラグ”

'91年以来の付き合いで、地元ホームグランドへ帰るような感覚。
スタッフもお客さんも暖かく待っててくれる。

今日は満席のようで、ワクワクする。

でも無理に頑張らないよ。
自然に盛り上がるに決まってるから。



さっきリハが終わり、かな〜り、えぇ〜感じです。

ドラムセットは、またしてもセッティングしてから位置を動かした。ハハハ
ピアノの生音がきれいに聞こえるとこがええんやもん。

、、、あ。
モニターの存在、今まで忘れてた。
モニターの音量ゼロで問題ないくらい、やりやすい店だということです。




ライブは、満員御礼〜〜!

昔からいつも思うけど・・・・

なんなんやろ、あのラグの活気は。

お客さん達とライブやってる〜って感じになる。
我々のMCまでテンション高くなる。


7時半すぎに開演、11時終演。

毎度関西でライブやると、
二名中学や奈良高校、駿台予備校の出身者とか、
馴染みもかなり多い。親戚や恩師も多数。
ド素人の頃や、プロ活動始めた頃からのリスナーっちゅーのも嬉しいもんだ。



サイン会、片付けの後、やはりラグで、ほっこりと朝4時まで飲んでしまった。
楽しかった〜。

オイラは連日、顔もカラダも手もむくみっぱなし〜。
でも、そんなにむちゃして飲んでないのでご安心を。
1月15日 京都・福知山FARM
今日も盛況のうちに終わった。
私にとって初出演の地で、たくさんの人に聞いてもらえて幸せ。

福知山FARMって広さも雰囲気も、なんかちょーどいい感じ。
マスターも面白くていい人。
スタッフもお客さん達も暖かくて、めちゃ盛り上げ上手。

俺は適度にリラックスしたドラミングがきたよーに思う。

秀景満の定番曲、秀清さんの”ASTOR'S WING”のサビ。

このところ満さんがコーラスして色付けしてたけど、
今日から俺もマイク立ててボイス参戦。

まぁ雰囲気もんっちゅーことで。


1月16日 福知山→岡山、そして二度目のオフ!
夕方、無事岡山に。

二度目にして最後のオフ日。

とはいえ、移動だけでもう日が暮れた。
今、大量の洗濯中。

なんだかんだで一日はすぐ終わるんだけど
この”アタマOFF”な状態は嬉しい。
ダラ〜ン。。。

明日から第3ラウンド。 このツアーも、もうあっという間に終わりそう。

こうしてあちこちで、毎日ドラムを叩けるのは幸せなことと実感中。ジ〜ン。。。

でも練習したいなぁ。。。
貸しスタジオを探して入る気力は残ってないんやけどね、今は。
あとライブ五本分のエネルギーを充電しないとね。


フラフラに眠いけど、
もったいないから寝たくない。。
ってタイプなんです。


周辺の商店街は閉まるの早いなぁー。

ちょっと歩いたら「おにいさん、いかが?」ってたくさん声かけられた。
俺はま〜ったく興味も示さず、←わざわざ言うとこがアヤシイ?
おっちゃんだらけの飲み屋へ入り、一人で飲みました〜。
酔っ払ってるおっちゃんたちって、おもろい。

私は甘いものも辛いものも好きです。
カワキモノなどジャンキーなのや、味の濃いのはあまり食べないけど、
とにかく美味いものが好き!当たり前か。

明日出演するデスペラードで、なんかライブ観たい、もしくはセッションに乱入したい、
と思って行ってみたけど閉まってた。残念。

飲みなおしたい気分。

1月17日 最終ラウンド突入!岡山DESPERADO
目覚ましもかけなかったけど
ツアー先では、あまり長くは寝られない。

寝たくても、目が覚めてしまう。。。

満さんもツアー中は平均睡眠4時間半とのこと。
俺は今日は睡眠6時間。他の日より寝てるから元気!

朝昼ごはんを食べたくて、街をウロウロ。。。
あとのメンバー二人は、昨日今日、何してるんやろ。。。


岡山Desperadoは、どちらかというとロック系のライブハウス。
ここも気持ちのいいスタッフで、楽しく仕事をさえてもらえる。イェイ!




ここでのライブも、盛況のうち終わったー。

いやぁ、皆さんに楽しんでもらえてるのが
ビシビシとステージにまで伝わってきたな。
お客さんの笑顔、いっぱいでした。

本日のみ、シークレット・ゲストあり!

秀景満ファミリーのサックスの人。宮崎隆睦くん。

お客さんに何も言わず、前半セットの最後の曲を始めたら、
どこからかサックスの音がーーー!ブヒィーーー、パヒィーーー!!

吹きまくりながらの彼の登場に、
大盛り上がりになったことはいうまでもない。
オイシイやん、みやざき。

彼はここの俺の日記や秀景満ホームページのBBSで、
ツアーの様子をしっかり把握してやって来てた。笑える。
ソロアルバムも発売になり、ますます素晴らしいサックス奏者である。

MC中に「岡山といえば桃太郎」って話になり、
満さん、俺のバスドラの“Pearl”ってロゴに
黒ガムテープで付け足して“Peach”にしてしまいました。
↑これ、ステージ上での話。

その後、私はパールドラムではなく、”ピーチ・ドラム”を叩く事になったわけです。
あの、私、一応”パール・ドラム”のモニターなんですけど・・・・。


↑ライブ終了後、ステージ前に群がるカメラ!
我々より”ピーチ・ドラム”の写真が欲しいようです。(^_^;)

サイン会と片付けも終わり、そのままお店での打ち上げ。
心のこもった料理。マスター、美味すぎました。
飲みすぎ食べ過ぎ〜。


メンバー皆そうだけど、
さすがに電池切れがだいぶ早くなってきた。

終わった瞬間に、ガクッとオフになる。
この落差は体験しないと分からないくらいすごい。

でも、どんなに疲れてても本番に入る瞬間に、
”ON”のスイッチが入るのは自分でも不思議なくらい。

お客さんにエネルギーもらって助けられてるやね〜。
あと、今日のようにいい現場だと疲れが半減する。

明日に備えて寝ることにします。


おぉーーっと!!!!

明日の会場、神戸グレートブルーから
「ピアノの弦が一本切れた」との連絡あり。

急遽、調律師を呼ぶか。それとも、そのまま弾ききるか。

「どーする村井秀清!」の巻
1月18日 神戸Great Blue
今日も予定通り、無事に神戸に到着。

あれ?お店のドアは開いてるのに、誰もいないぞ??

「役所に用事で出てますので、ご自由にセッティングしてください。マスター」
との置き手紙。

メンバーだけで、誰もいないお店に楽器を搬入し、
しかもステージ上にたくさん置きっ放しの物をどかしたりして
ピアノの位置も動かして、自由にレイアウトさせていただきました。(^_^;)

勝手知ったるお店ならいいんですが、、、
いつまで経ってもスタッフが誰も現れないのんびりした雰囲気♪
正直・・「旅先で、さ〜み〜すぃ〜」って言葉が出た。


↑ベースを撮る満さん   ↑珍しいスリーショット


「どーする村井秀清!」の巻。の続きになるけど、

ピアノは、二ヶ所の弦が切れていて、快適な演奏は不可能と判断。
スタッフがなかなか来ないので、指示を待たずして
メンバーの独断で急遽、調律師を呼ぶことに。
秀清さんの独自の人脈で、調律師さんがすぐに駆けつけてくれました。
めでたし、めでたし。


今日の神戸も、おかげさまで満員御礼!

昨日はロック系のライブハウスでPAからバッチリ音量出すかんじ。
今日は落ち着いたジャズのお店。生音が中心で、モニターも使わない。
スタッフもみな穏やかな人柄で、なかなかえぇ味出してる空間なんです。

どちらの環境でも、やり様が違って楽しいもんだ。

秀さんはこのところ、だいぶお疲れのようだが、本番中はかなり飛ばしてる。
前半ステージですでに、また別の弦を切ってた。アタタタ
ただし彼の名誉のために言うと、切れやすい状態のピアノってあるんです。

お客さんには喜んでもらえていたように思います。

打ち上がって帰ってきても、すぐには寝られないから
こんな日記を書いてほっこりしながら、クールダウン。。。
1月19日 大阪Mister Kelly's
大阪に着いてます。今日の移動が一番、短いかな。
ええ天気やね〜。

お昼は、梅田でお好み焼き!

ビール、カキぽんず焼、塩焼そば、
モダン焼き(豚イカえび牡蠣ソバ)、お好み焼き(豚イカえびネギすじ)

関西では、味に自信ある店は客には焼かせない。

俺も、たこ焼き、お好み焼きは自分でもごつウマを作るけどね。

お好みは焼いてる間、叩いたら絶対あかん。
空気が抜けてまずなる。


↑写真は、店員のOKが出る前に手を出そうして叱られるの図(やらせ)

普段、あんま関西色をもろに出さないようにしてるけど、
今日はこの場で言わせて。

大阪、ほんまサイコー。
味も、活気ある空気も、えぇ。
ものごっつえぇ感じ。

あれ。さっきから満さんが完全にえせ関西人になってはる。。。

今日おもろいなぁって思ったのが、
ライブ中にな、お好み焼き食べた話が出るとな、
終わってから何人もに「どこで食べたん?」って聞かれる。

食にうるさい、、いや興味ありまくり、食にこだわる文化なんやと改めて思った。

因みに、俺がお好みに入れるのは・・・
キャベツ、山芋、しいたけ、こんにゃく、天カス、卵、ネギ、紅生姜、
煮込んだスジ肉、マッシュポテト、はたまた豚キムチ、はたまた餅チーズベーコン・・・


大阪、えぇやん。
今日は悪いけど、いかしてもらうで。



ミスターケリーズ。
「秀景満」初登場にして、ほぼ満席!
感謝です。涙

特に後半はいい感じの秀景満ぺースへ。

大阪・関西でライブやるの、楽しいなぁ。
そりゃ、演奏や笑いには厳しいけどね。
やりがいある。


あ。ライブ中、こんなエピソードも。

我々はどの会場でも、今回のCDのレコーディング話などをしてきた。
録音に使用したスタジオなんて、ほんとに最高級。

このスタジオのスケジュールをですね、
日本トップクラスのアーティスト達がバーンとおさえてる中、
がんばったのは交渉担当の秀清さん。

その苦労を表現したくて、曰く
「こーんな薄いペラペラの札束で、なんとかこの予算内で日を空けてくださいー!
ってスタジオに頼むわけですよー。」などなど
この日もいつもの調子で秀清さんの毒舌が絶好調。

そこへ私が口を挟む!

「あのぉーー。。村井せんぱーい!
今日はレコード会社の人たちがこぞって応援に来ていただいてるの
お忘れですかぁー。」

出資者であるレコード会社の社長までもが来てることを完全に忘れてた秀清さん。
「えっーっと・・あのー・・だから、・・すごいスタジオを使わせてもらえて・・」

私の人生の中で、あれほどはなかなかお目にかかれません。
『Perfect Shidoro-Modoro』
完全なるシドロモドロ・・


そうそう。今回のツアーでは、
とても和気あいあいとした雰囲気の時やそういう空気を演出したい時、
アンコールなんかでステージ上から写真撮ったりして遊んだ。

ほら。海外、とくにラテン圏のミュージシャンとか
ステージ上で写真の撮りっこするような余裕を見せたりするでしょ。
ああいう、みんなでツアーしてるのがほんとに楽しそうな雰囲気って
いいなぁ〜、ニクイな〜って思うもんで。

でも日本では、いまいち真剣にやってないように見えるのかな。。。
ちょっと難しい気がしたから、今後はやめることにした。


今日も打ち上げでタラフク飲んで食べてしまった。
もう寝るけどね。いや、さすがに激眠。
カラダがガクガク、ムクムク、トロトロ。。。。

明日は浜松。がんばろ。
1月20日 浜松Merry You
大阪→浜松への移動中に、お昼ごはん。
昨夜、豚料理店であれほど食べたのに、また豚カツ食べるお二人。



俺は刺身とか生モノが大好き。あとはラーメンとビール。
でも毎日エネルギー使ってる時期って、体が肉も欲するのは不思議。

にしても、満さんはカツ好きだねー。
肉ばっかり食べてるので、少し体を心配する私であった。

晴天の下、名神高速を走る。

あー、ツアーの前半。豪雪の秋田とか山形とか。
だいぶ前の話のような気がするなぁ。また行きたい!

満さんに「毎月ツアーでもいいですよ」って言ったら
俺が大変だからイヤだって言われた。ハハハ



本日の浜松メリーユーにて、「秀景満」がひとつ脱皮した気がする。

お客さんが少なめだったからか、
我々がかなり疲れていたからか(特に秀清さんはきつそう・・)、

これが、非常に力の抜けたいい演奏につながり、
我々は気分がいい。特に秀さん、ご満悦。

ここにきて「頑張らないイイ感じ」を、バンドとして体得した気がする。


長いツアーも、明日で遂に千秋楽。

大勢のみんなが横浜で待っててくれてるのかと思うと、ワクワクする。

俺の中では、明日のオープニングがイメージできてる。
逆に言うと、オープニングまでしか考えてない。


お天気情報によると・・・・・
明日の横浜は、『雪、、、』ですか。
雪に始まり、雪に終わるツアーですね。

来てくれる方はくれぐれも気を付けてください。
来られない方は、空気を感じとって応援しててください。

さてさて、どーなりますやら。
1月21日 ついに千秋楽!横浜Motion Blue Yokohama
浜松を出発し、東名高速をひたすら走り、
このツアー最後の会場、横浜赤レンガ倉庫へ向かう。

ありゃりゃ・・・、なかなかの雪景色でお出迎え。


屋根付き(!)の台車で、スタッフが楽器を一気に運んでくれる。

会場では、かな〜り入念なピアノの調律が行われていた。



私はドラムをセッティングするや否や、
照明スタッフさんに「通常とは違う経路で登場したい」旨を説明する。

「う〜ん。。。」って考えたあと、「分かりました。やってみます!」って
その方向のスポットライトを用意してくれた。
三人はどこを通ってステージに上がるのか、まで事前に決めた。



短いリハを終えてから、我々は勇気を振り絞って(!)音響(PA)さんに
「メンバー登場時には、自分達で吹き込んだナレーションを使いたい」旨を伝えた。

スタッフ全員が見守る中(大苦笑)、ステージ上で大声で「呼び込み」したものを
録音してもらった。さすが高音質!(^_^;)

アホなことに皆を付き合わせる大のオトナ達「秀景満」

さらにさらに、本番直前に満さんが楽屋でパソコンをいじりながら言い出した。
「このツアー中に撮った写真を、ライブ中にスライド上映できないかな〜」って。

「あ。サイコーサイコー!スタッフを相談してみましょうよ。」ってことで、
照明・映像の担当者が知恵を絞ってくれ、”ぶっつけ本番”でやってみることに。



・・・ほぼ満員の110名のお客さんが待ち構える中、
かくして、千秋楽のステージが始まる〜。


客席の明かりが落とされ、
おそらく常連さんはいつもの楽屋通路からノソノソとメンバー登場かと
目をやってたと思いますよ。

会場に響くナレーション;
「レディース・アンド・ジェントルメン!」(満さん)
「Welcome to Motion Blue Yokohama!」(秀さん)
「We're featuring・・ !」(景)
「Shu-Kay-Man〜〜!!!」(三人)

これ、完全に先日収録したNHK-FM"セッション505"のオープニングのパクリです。(^_^;)

そんでもって〜→三人がお客さん用の中央ドアから、バァーーーン!!(しばらくピース)

ピアノトリオの登場で、爆笑の中、拍手で迎えられるって光景、
なかなかないよな〜。。。

足早にステージに上がり、やる気を見せる秀景満。

大声で私がカウント「ワーン、ツー、サンー、シー」(普通はロックな曲が始まる予感)
→で、”SuperCar?”というCDにも収録されてる私のオトボケ曲(満さんの案)
→お客さんの肩が、「カクッ」って落ちて嬉しかった。

テーマ部だけ演奏したら、すぐさま秀景満のオハコ秀さんの”Astor's Wing”
→イェーイ、かっこいいー!(自画自賛)

このオープニング一連の流れ、正直、練習しました。
しかも練習したのは、そこばっかり。(苦笑)

ステージはと言うと、最初は4曲続けての演奏。 その後、緊張感のある曲もあり、
ツアー中に洗練されていったコンパクトなギャク、いやMC。

前半セットは、非常にいい流れで良かったと思う。



で、前半の流れが丁度いい時の「秀景満」のいつものパターン。

調子にのって、後半セットがめちゃ長くなる。しかも、しゃべりすぎで!(@_@;)

この日も、ご多分に漏れず。。。
前半セットの長さは、1時間ちょっと。後半セットは、2時間。←やりすぎ

でも、ツアーの千秋楽だし〜。。。演奏も楽しかったし〜。。。ま、ええか。


お客さんたちからは「笑いすぎで顔が痛い」って感想が多かったけど、
どんなジャズライブや?!


本編最後の曲は、アルバムのタイトルチューン・満さんの「contrail」

ステージの明かりも暗めになり、ステージ後ろにスクリーンが下りてきて、
演奏と同時にスライドショーが始まる。

ツアー中のオフショット写真が順々に。

ステージで演奏してるのに、お客さんの視線は我々の後ろに向かってるって、
正直、最初はちょっと違和感があったなぁ。

そのうち、涙ぬぐってる人もチラホラ。みんな、微動だにしないし。

で、俺も叩きながらスクリーンを見てみた。

そしたら、このツアー中のことが走馬灯のように頭をよぎって、
ハハハ、まんまと自分でグーッと感動してしまいました。(^_^;)


我ながら、いいライブだったと思います。

スタッフの皆さんにもお世話になりました。
ミュージシャンに対する細かなケアは、ほんとに素晴らしいです。
ありがとうございました。



お越しくださった大勢のお客さま。
雪の影響で、行き帰りが大変だろうと心配してました。
そんな中、ありがとうございました。

また、やむなく来られなかった方。
まだまだ秀景満は進化します。
次の機会を楽しみにしててください。


あ〜、終わった終わった〜。
グッタリ〜。。。

編集後記
雪に始まり、雪に終わった『秀景満・レコ発ツアー』

2005年12月に、東京と北海道2本、あとカウントダウンもありました。
2006年1月5日から21日まで15本。

おかげさまで、全て無事終了。
盛況のうちにやり遂げることができました!

お越しくださった全国の皆さん、本当にありがとうございます!
たくさんの応援や感想のメッセージも嬉しく読ませてもらっています。

暖かい拍手や言葉は、ほんと、心のエネルギーに変わります。




”秀景満”というバンドと共に、
私も少しは成長させてもらえたような気がしています。

曲も、ツアー中にどんどん変化してましたね。
アレンジってほど手を入れたわけではないけど、
臨機応変にいろんなやり様を楽しんでました。

「秀景満」というバンドは、メンバー三人がいろんな三角形を描きながら、
徐々に進化していたと思います。

メンバーだけで車移動しながらのツアー。
おなじメンバーとこれだけ演奏を続ける経験は初めてで、
「”音”で会話する」という実感を得るようになれました。
押したり引いたり、互いを補い合い、一緒に熱くなれる。。。
サイコーサイコー!


ボケにはツッコミを入れる。いや、わざと放置するのもアリ。
タイミング、駆け引き、調和の世界!

「音楽」って、ある意味、
漫才とおんなじ。


ライブはまさに、その日、その場所、
そこでのお客さん達とのセッションから生まれるものでした。


応援してくれた皆さん。ご一緒できたスタッフさん達。
そして”秀景満”の秀さん、満さん。
多くのバックアップをしていただいているレコード会社”アムシスプラス”さま。
たいへん感謝しております。ありがとうございました。

今後の「秀景満」ですが、
また3月以降、どんどんライブ活動していく予定です。
応援の程、宜しくお願い致します。



私の中では、むしろ「これから」が楽しみなところなんです。

なんか、実感として・・・ココに・・・あるんです。

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