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(2003/05/26)

小笠原日記 -その2-

第二日目

朝起きてデッキに出てみる。空は快晴!
海の色が全然違ってるぞ。
エメラルド・グリーンというのはこういう色なのか。
360度、海。やはり地球は丸かった。。気がする。

天気がいいぞ/ソノちゃん、テルミちゃん

午後を過ぎるといよいよ小笠原諸島に近づく。
いくつか無人島らしき小さな島を過ぎて行く。

あっ!遂に父島だ!!

空の色も、海の色も、島の色も、空気も
濃い!濃い!

「二見港」の船着場には島の人が何人も出迎えに来てくれている。
いやぁ〜、遂に着いたぞ。。。既に感動。

初夏のような気候で半袖でないと暑い。
でも空気が乾燥している為か、ジメジメとした東京の夏とは違う。
やけに心地いい。

その日は仕事はないので、
ペンション「パパス」に荷物を置くなり早速昼ごはん。

南国風レストラン「チャーリー・ブラウン」で
生ビールと美味しいオリジナル・ランチをいただく。
島の野菜や魚がふんだんに盛られているぞ。

天気もいいし、もう気分はリゾート!

昼ごはんも早々に近くの浜辺へ。

海の家なんてものは見当たらない。
泳ぎに来ているもの、我々だけ。
とても静かだ。

白い砂浜で、水も透き通っている。
水温は少し冷たいが、慣れると気持ちいい。

はしゃぐ男性陣

水中メガネをかけて海中を覗くと、綺麗な魚がいたりして。
沖の方で仰向けにプカプカ浮かんで。。。あぁ、気持ちいい〜

と、突然メンバーの声が浜辺から聞こえる。
「鮫だぁ〜!!」

「げぇーー!!」いきなりパニック状態。
急いで浜に向かって泳ぐが、逆向きの波の流れでなかなか前に進まない。
「ここへ来ていきなり、鮫にかぶりつかれるのかー!!??」

リーダーの原田さんが
「今これくらいの鮫が泳いでたぞ!」
手で示す間隔からすると体長50cmくらい。
鮫にすると小さいけど、やはり怖い。。。
興奮気味に話を進める原田さん。
ん、手の間隔が1m位になってるよ。(笑)
だんだん大きな話になっていくのでした。

後で島の人に聞くと「悪さしなければ大丈夫だよ。」とのこと。
あー、びっくりした。

その日、そんなことがあってからメンバーの誰も海に入ろうとしない。。(笑)
買ってきた缶ビールを飲むモードに入ったのだった。

ダンシング原田さん


夕方のペンションでの食事は美味しかった。

まず、小笠原で作っている塩の甘みがあっていけること!
それを付けて食べる島トマトはまた格別。酸味が少なく、甘くて濃い味。

島寿司も素朴でいい。漬けにした魚、
甘めの酢飯、洋風カラシ。

生ビールもガンガンいける。
って、これは国産の普通のビールか。。

昨日からジャンク・フード中心の食事だったせいもあり、かなーり食べたぞ。

その後は、「夜行性動物観察ツアー」を申し込み、出かける。
滞在時間が短いので、少しでも父島を満喫しなくては。

マイクロバスに乗り込み、
おもに3ヶ所を案内される。



まずは、「オガサワラオオコウモリ」という
翼を広げると60cmはあるかと思われる
大きなコオモリを双眼鏡で観察。
月光を背に、高い木にぶら下がっている。
このコオモリは草食で、高い木に成る花の蜜などを吸うのだそうだ。 頭上を飛ぶと、デカイのが分かる。

次に「小港海岸」へ出向き、砂浜に潜む夜行性の生き物を観察。

最後に森の中で静かに淡い光を放つ
「グリーンペペ」というキノコ。

百円玉ほどの大きさの傘をもったこのキノコ。
離れた所からでも薄い緑色に光っているのが分かるが、
素人がいきなり見つけるのは無理かと思われる。

2時間以上のこのツアーを終えると
我々一行は飲み屋へ出かける。

飲食店はいくつかあって、その中から我々は
炉端焼きのお店「茶里亭」を選んだ。

やはり島トマトがいくらでも食べたくなるほど、おいしい。
亀の串焼きがあったので
「これは小笠原ならでは!」と頼んでみたが、
ちょっと臭みがある肉で???という感じ。
店の人に聞くと、地元ではそんなに食べないらしい。(笑)

ここらで気付いたこと。

島の人口は約2000人。遊ぶものも大してないところなのに
若い女の子が予想以上にたくさんいる!

この島の魅力に魅かれて、移り住んでいる人達が結構いるみたい。

飲み屋などでバイトをしながら、
昼間はフラダンスを習ったり、ダイビングしたり。。。

島の人達はみんな元気!いきいきとした目をしてる。

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