『Field』/ 伊佐津さゆり

2012年12月8日発売
Bright Sun's Record (BRSR-CD004)
¥2,300+税

『Field』/ 伊佐津さゆり

その大自然をこよなく愛するピアニスト・伊佐津さゆり
美郷・安曇野から届く【信州ジャズ】

長野で生まれた唱歌「ふるさと」「しゃぼん玉」「早春賦」を含む、全11曲収録。

長野・安曇野に住むピアニスト・伊佐津さゆりの、2012年リリース作品。

彼女が音で描く風景は、そこで生まれ、そこで育ち、今もその土地を愛す暮らす者でなければ表現できない。

本当に素晴らしいオリジナル曲の数々。さらに、日本唱歌「ふるさと」「しゃぼん玉」「早春賦」を、独自のジャズにアレンジ。日本を代表する豪華メンバーが、それらを極上のサウンドに仕上げました。

ドラマーとしても参加する平井景が、全面的にプロデュース。平井主宰のレーベル「ブライトサンズレコード」からリリースする。 レコーディング・エンジニアには、日本トップ・クラスの赤川新一氏を起用。 2012年9月、長野・安曇野にて、レコーディング&ジャケット撮影。

上箱付き。12ページのブックレット付き。


ご購入方法

1) レーベルのオンラインショップで購入する
ブライトサンズレコード社のオンラインショップでは、クレジットカード決済やコンビニ決済が利用できます。
→ブライトサンズレコードオンラインショップへ
2) 平井景・伊佐津さゆりが出演するライブ会場で購入する
もちろん、ご希望によりサインをお入れします。
3) アマゾンで購入する
その他、HMV、タワーレコード、ディスクユニオン、山野楽器などの通販も利用できます。

参加ミュージシャン

  • 伊佐津 さゆり:Piano, Compose & Arrangement
  • 平井 景:Drums, Arrangement & Produce
  • 安ヵ川 大樹:Acoustic Bass
  • 坂上 領:Flute & Recorder

Produced by Kay Hirai (Bright Sun's Record)
Co-Produced by Naoko Shimada (Bright Sun's Record & Something Jazzy)

Recorded by Shinichi Akagawa (studio mimizuku)
Recorded at Sayuri's Room (Azumino, Nagano, Japan) on September 1&2, 2012,
Art Cafe "Seiga" (Azumino, Nagano, Japan) on September 3, 2012,
and mogLA studio (Tokyo, Japan) on September 26, 2012


収録曲

  1. Rain ♪試聴(MP3)
  2. Field♪試聴(MP3)
  3. しゃぼん玉 / Shabon-Dama♪試聴(MP3)
  4. 季節 / Seasons♪試聴(MP3)
  5. 早春賦 / Soushunfu♪試聴(MP3)
  6. 霧 / Mist♪試聴(MP3)
  7. Night Train♪試聴(MP3)
  8. Spring Notes
  9. Dream Map♪試聴(MP3) ※
  10. Over The Mountain♪試聴(MP3)
  11. ふるさと / Furusato♪試聴(MP3)


「Dream Map」は2014年4月3日から1年間、NHK長野(総合)のテレビ情報番組『ひるとく』のコーナー「ヤッホー!やまびこ情報局」のBGMとして採用されています。

All music written by Sayuri Isatsu,
/ except "Shabon-Dama" written by Ujo Noguchi/Shimpei Nakayama, arranged by Kay Hirai
/ except "Soushunfu" written by Kazumasa Yoshimaru/Akira Nakada, arranged by Sayuri Isatsu
/ except "Furusato" written by an unknown composer, arranged by Sayuri Isatsu


「Field」Sayuri Isatsu (タイトル曲)

「ふるさと」 (信州で生まれた唱歌のジャズアレンジ)

「Over The Mountain」Sayuri Isatsu / 長野県松本市・浅間温泉“神宮寺”にて


伊佐津さゆり PROFILE

長野県安曇野市出身・在住。武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒。 在学中、早稲田大モダンジャズ研究会へも所属し、ジャズを始める。 クラシックは北川暁子氏、ジャズは古川初穂氏に師事。東京都内ライブ ハウスでの演奏活動を経て、結婚を機に、長野県安曇野に帰郷。現在は、 信州を中心に演奏活動を行っている。「信州にジャズを広める会」代表。 自然に恵まれた信州・長野の空気感を取り入れた音楽“信州ジャズ”を 担うピアニスト&作曲家として、他のジャズピアニストとは一線を画す、 独自のセンスと才能が高く評価されている。


解説 by 島田奈央子(音楽ライター)

「“信州ジャズ”って呼び名、いいかもね」
そんな言葉が交わされたのは、2012年の春だった。場所は、長野県まつもと市民芸術館。地元・安曇野に住むピアニスト、伊佐津さゆりは自らのコンサートを終え、興奮も冷めやらぬまま、その日共演したドラマーの平井景、そしてスタッフとの間で、今後の展開について果てしなくアイディアを出し合った。こんなに盛り上がったのには、理由がある。

彼女の演奏や、彼女が描くオリジナル曲には、心を揺り動かすドラマがあり、そして純粋なフィルターを通した安曇野の情景が、一面に浮かんでくるのである。ある時は、季節や天気、時間によって変化していく山々の景色、黄金色に輝く田園風景、また静かな夜空に彷徨う星たちのざわめきも、全てが音符になり、伊佐津さゆりの音世界が繰り広げられていく。

また信州・安曇野は、とにかく冬が長い。春の訪れを待ち遠しく思い、草花が芽吹き始めた時の喜びは何にも変え難い。その思いから描かれた曲達は、なんとも切なく感動的で胸を打つ。美しく、大きく、そして少しストイックな彼女の音楽は、ノスタルジックな印象の北欧や東欧のジャズにも通じるものを感じる

"信州ジャズ"という言葉はもちろん後付けだが、その清涼感のある言葉の響きは、彼女の音楽にピッタリとくる。これは偶然のようで必然だった気がする。

安曇野出身の伊佐津さゆりは、音楽大学時代に東京に住んでいた事がある。その時に出会いバンド活動を共にしたドラマーが、このアルバムのプロデューサーでもある平井景だ。安曇野に帰郷後に、リリースしたアルバム『Stormy day』も、実は彼がサウンドプロデュースを担当しているが、伊佐津さゆりの水彩画のような世界観を、見事に爽快で立体的なサウンドに仕上げている。

「風景を音に投影」する二人が、また時を超えて再燃。今回はサウンドプロデュースのみならず、制作の全般的ディレクションも平井景に委ね、"信州"を舞台にした新しいドラマが始まった。

息の合ったプレイはアルバム全体に及ぶが、中でもピアノとドラムだけで展開していく「Over The Mountain」は、それぞれが思い描く山々の風景を音にし、スケールの大きなインタープレイが繰り広げられる。"和"の印象をも持つアンサンブルに、きっと誰もが胸を熱くするはずだ。

そして今回、ベーシストには、深みのある木の音と香りを音に響かせる、日本屈指のプレイヤーである安ヵ川大樹を起用。曲に更なる彩りを加えるのは、温かい音色と抜群のセンスを持つフルーティスト、坂上領。また、録音エンジニアには、日本トップクラスの赤川新一氏が参加し、伊佐津さゆりワールドをベストメンバーで支える事になった。しかもレコーディングは、彼女の自宅の広いリビングと、明治時代の蔵を改造したカフェの2か所で行われた。つまり、メンバーとスタッフ全員が、東京から長野・安曇野へ移動したのだ。

「彼女にとって慣れた空気と場所での録音がいいと思う」という赤川氏の意見に全員の思いが一致。信州で生まれた楽曲を、信州でレコーディングすることになった。 まさに"信州ジャズ"の誕生である。

このアルバムのタイトルとなった「Field」とは、"野"や"土地"を表す言葉。生まれ育った地を愛し、その地に「凛」と立つ姿が重なる。そこから望む美郷を音にするピアニスト、伊佐津さゆりにふさわしいタイトルだと思う。 (音楽ライター・島田奈央子)


伊佐津さゆり 本人による楽曲コメント

1. Rain
ほんとは雨降り好きじゃないんです(笑)。でも、想像の中では、あれこれロマンティックなストーリーを思い浮かべてみたり・・・。
2. Field
少女の頃からずっと描いていた夢・・・この大好きな地を大切に想いながら、これからも、いつまでも、上を向いて歩いていこう!
3. しゃぼん玉
幼い頃、お祭りで買ってもらったしゃぼん玉。虹色に光りながら、空へ向かって飛んでいって・・・どこまでも、どこまでも。
4. 季節
この地に人は生まれ、自然の恵みを頂き、人生を謳歌する。世代を超えて季節はずっとずっと流れ続けてきました。古代の人々も、この同じ山々を仰ぎ見ていたのでしょうね。
5. 早春賦
冬の寒さを一日一日かみしめながら、安曇野の美しい春を人々は待ち焦がれました。その気持ちは、昔も今も変わりません。
6. 霧
安曇野の朝、気まぐれに出現する霧が、辺り一面を包み込む。すぐ近くにいるのに、目の前が見えない・・・私はここにいる!
7. Night Train
澄み切った夜空に、満天の星たち。じっと眺めているうちに、いつの間にか私は、銀河鉄道に乗って時空を超えた旅を始めてしまいます。
8. Spring Notes
長い冬があけると、信州の春は一気に訪れ、あっという間に眼前いっぱいに広がります。その時の喜びときたら・・・。
9. Dream Map
どんな時にもどんな場所でも、自分を信じて先へ進もう!きっと素敵な未来が待っているから。
10. Over The Mountain
山に囲まれた安曇野の真ん中で、少女だった私は、毎日こんな憧れを抱いていました。 「あの山の向こうには、どんな世界が広がっているんだろう」と。
11.ふるさと
信州で生まれたこの日本唱歌は、すべての人が自分の故郷に重ね合わせて歌い継がれてきました。今の私の目に映る「安曇野」を描くと、こんな音になります。

伊佐津さゆり


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